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北海道新聞朝刊一面に当社の記事が掲載されました

2016/1/19
2016年1月19日朝刊一面記事

つながるアジア「押し寄せるヒト・カネ」
①富裕・中間層に照準

投資誘う道内高級旅行

 世界的な映画祭で知られるフランス・カンヌ。地中海を望む同じ会場で昨年12月、世界トップ級の富裕層に照準を絞った毎年恒例の旅行商談会「ILTM」(インターナショナル・ラグジュアリー・トラベル・マーケット)が開かれた。集まったのは欧米やアジアの旅行業関係者3500人。旅行商品の売り手1500社がブースを構え、世界各国の資産家を顧客に持つバイヤー(買い手)を招き入れて旅行商品をアピールする。
 道内関係者で初参加となった札幌の旅行会社プレミアム北海道社長の張相律さん(45才)の姿もあった。「北海道は四季折々の魅力があり、ゴルフ、スキーはもちろん。流氷の上空を飛ぶ気球ツアーも楽しめます」。3日間で約40社と面談、道内の高級旅館やリゾート、食材などを紹介するカラー冊子を使いPRした。
 ソムリエでもある香港のバイヤーには道産ワインの魅力も伝え、帰国後、「5泊で一人40万円~50万円のグルメツアーの見積もりを」と依頼された。中国著名スポーツ選手の家族旅行の商談も舞い込んだ。
 (中略)
 道内でも、宿泊先に寿司職人を呼び、個人的にマグロ解体を楽しむアジアの富裕層もいる。張さんも一人当たり1泊最大10万円程度の宿泊単価を想定。ILTM参加はそうした顧客に繋がる入口だ。「ここは世界の頂点を知る人達が集まる。何度も出展し彼らの信用を高めたい」
 張さんはふう郵送を道内観光に呼び込むのはゴールではなくスタートという。北海道の自然や食の優位性を訴え、不動産購入や食品会社への出資、日高さんの競走馬購入など投資を働き掛けるチャンスだ。今後は中国やシンガポールなどILTMで出会ったアジアのバイヤーを中心に提携を進める。「自分の不動産や事業が道内にあれば、何度も来るようになる。私たちが目指すのは、旅行をビジネスにつなげる富裕層専門のコンシェルジュ企業です」。

 詳細は添付ファイルご覧ください。



添付ファイル:道新2016年1月19日朝刊記事.pdf